52ヘルツのクジラたち


久しぶりに、出会えてよかったーと思える本に巡り合えました。
登場人物は、自分が発するSOSの声が周りに届かない人たち。
声に気づいてもらえた時に人は強く、優しくなれるんすね。

言葉というのは、聞き手がいて初めてカタチになります。誰かに話をすることで、自分の考えが固まるというか、まとまる事ってありますよね。
人に話をすることで、自分の気持ちに気づくこともよくあります。

終わりが近づくことが寂しいでも、先を読まずにはいられない本。これから何冊出会えるかな。